暮らしのバトン

フクヤ建設 広報課スタッフが住まい手を訪ね、
みなさまの暮らしを通してBATON DESIGN WORKSの家づくりをお伝えします。

場所:香南市野市町
床面積:94.92㎡(28.71 坪)
完成:2021年7月

今回ご紹介するのは、営業課時代に担当をさせていただいていた下村様邸。
ご夫婦と、高校生の娘さんの3人でお住まいのお宅です。
お引渡しから2年。庭づくりや、外部の木のメンテナンスまでご自身で行うなど、丁寧に住まいに手をかけ暮らしを楽しむ姿に“家づくり”のお手伝いをさせていただいた身として、とても嬉しい気持ちにさせていただきました。

丁寧に、すまいに手をかける。

この日は、目隠し塀の扉のメンテナンス日でした。
団地のなかにある下村様邸は、道路と面した南側を、2mほどの木の塀で目隠ししてあります。
どうしても、不具合がでてしまいやすい外部の木材。
扉が垂れて、開きづらくなってしまったり、鍵が上手くしまらなくなったりといった不具合が起き、お困りでした。

大工さんと塗装屋さん、メンテンス担当でご対応させていただきました。

建築中に沢山現場に通ってくださっていた奥様は、業者さんともすっかり顔馴染み。

以前メンテナンス塗装について、塗装屋さんに直接相談したこともあったそうで、半年ほど前、アドバイスをもとに道具を買いそろえ、ご自身でメンテナンス塗装を行ったそうです。
アドバイス通りの奥様のメンテナンス塗装に、この日も現場に来ていた塗装屋さんは「上手にやったね~!」と嬉しそうにしていました。

新たに購入した物置の裏側は、とっても苦労しながらローラーをつかって塗装をかけたそうです。

今回は、半日作業。大工さんと塗装屋さんで、垂れのために起こった不具合を防ぐために、扉の裏側に筋交いを入れる工事をおこないます。

彩りが映える、シンプルな住まい。

お引渡し後、すぐに出産育児休業にはいっていたため私も久しぶりの再会。
お引渡しぶりの住まいを、中までみせていただきました。
主婦歴の長い奥様。手入れの行き届いた綺麗な住まいに感動です。

建築中、ダイニングテーブルやソファ選ばれる際に、いつも相談してくださっていたことも懐かしく思い出されました。

そして、今年新たに購入したという、クリスマスツリーにも工夫が。
ハーフツリーという、反面だけのツリーだそうで、スペースを圧迫することなく、上手に季節の彩りが取り入れられています。

飾りは、お子さんが小さな頃から長年愛用しているものなのだそうです。

シンプルで、綺麗に整えられた住まいだからこそ、季節の彩りがとても映えて感じられました。

何でもじぶんで出来たら、たのしい!

庭造りやメンテンスも、さらりとじぶんでやってのけてしまう奥様。
お菓子作りも、プロ顔負けの味。建築計画中も、打ち合わせの度に美味しい手作りお菓子を差し入れてくれていました。
なかでも大好きだったチーズケーキを、この日も作ってくださっていたのです。

焼きたてふわふわのチーズケーキを頂きながら、お家のことや、ご家族のことなど沢山お話をお伺いしました。
明るくポジティブで、何でもじぶんでやってのけてしまう奥様のお話は、いつも楽しく聞き入ってしまいます。

ご主人さんと、整地から芝張り、タイル施工まで2人で行ったというお庭も案内してもらいました。
DIYだとは信じられないほどに、綺麗な施工に驚きです。

土にこだわったというお庭は、冬なのに青々として、とても綺麗。

今年はじめてなったという、レモンもひとつおすそ分けいただきました。

そうこうしている間に、2時間足らずで、扉2か所の筋交い施工も完了していました。

この後、塗装屋さんが筋交い部分を塗装してくださいました。

不具合が直り、一安心です。

同行させていただいた私は、どこまでも美しく手入れされた暮らしにうっとりとしながら、
「まずは縁側のメンテナンスをしよう‥」と、メンテナンスの出来ていない自宅の縁側を思い出しながら、身の引き締まる思いで帰路についたことでした(笑)

自然な経年変化も美しいけれど、丁寧に手をかけた住まいはやはり素敵ですね。下村様、メンテナンスのご依頼、そして素敵な暮らしを見せていただきありがとうございました。

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